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【最新版】海外送金Wiseを徹底解説〜登録方法・メリットとデメリット・送金方法【図解付き】〜

【最新版】海外送金Wiseを 徹底解説〜登録・海外送金の方法【図解付き】〜 ※ この記事は 2024 年 1 月 6 日に加筆修正しました。 2023 年内の wise の変更点を追記しています。 海外移住を考えるならぜひ使いこなせるようにしたいWise。 Wiseは他の海外送金方法に比べて手数料が安く、お得に海外送金ができるサービス です。 ・海外移住を考えている ・中・長期の留学を予定 ・パートナーが駐在員として海外で働く ・海外赴任が決まった こんな方におすすめです。はた また、 ・数ヶ月〜1年未満の滞在 ・バックパックで世界一周の旅に出る こんなことを考えている方にもおすすめです。 今回はWiseの登録方法から海外送金の方法までを図解つきでまとめています。 現在も実際に使っている身として ・手数料が安い ・操作が簡単でスムーズ ・ATMから現金の引き落としが可能 ・デビットカード発行可能 などなど、手数料が安いだけでなく、便利でとても使いやすいサービスだと感じています。正直、Wiseなしではこれまでやってこれなかったなと思っています。それくらい重宝してます。 日本在住の方はマイナンバーカードで簡単に登録できます。 海外渡航や移住の予定がある方は日本にいる間に登録しておくことをおすすめ します。 下記はWiseのキャンペーンリンクです。 下記のリンクから アカウント登録をすることで、今なら送金の手数料が最大¥75000まで無料になるキャンペーンが適用されます。今後Wiseの利用を考えている方は、もしよければキャンペーンを活用してみてください。

【オランダ交通手段まとめ】-鉄道・メトロ・トラム・バス-


オランダ交通手段まとめ】-鉄道・メトロ・トラム・バス-



※本記事では執筆時点(2024年3月19)の情報に基づいた料金(体系)等を記載しています。




今回の記事ではオランダの公共交通機関についてまとめています。


また、在住者、旅行者問わずオランダ国内を移動するときに知っておくとタメになる知識についても触れているので、どなたかの参考になれば幸いです。


一部の地域についてはローカル目線で少し掘り下げた内容を載せています。その理由については記事末尾にある【記事執筆にあたり】に書いてあるので、気になる方はそちらもご覧ください。



では早速。




オランダの主な公共交通機関は以下の4つです。


・鉄道
メトロ(地下鉄)
・バス
・トラム


※フェリーも公共交通機関に含まれますが、今回の記事では触れません。








1. OV-chipkaart(オーフェーチップカート)



オランダは日本と比べて公共交通機関の運賃がかなり高く、ヨーロッパ圏内でも随一。


交通費を少しでも安く抑えるために必須なのが、OV-chipkaart(オーフェーチップカート)と呼ばれるカード。日本で言うところのSuicaやPASMOのようなイメージです。


OV-chipkaartがなくとも1日券や時間券を買って移動することもできますが



⚪︎駅構内の路線図や乗り場案内は基本的にオランダ語で書かれている
⚪︎OV-chipkaartを使ったときと比べて運賃が割高である



ことを考慮すると、OV-chipkaartを使った方が簡単かつ安く移動できます。


※時間券‥‥制限時間付きの切符。一度購入すれば制限時間までは一定の区間内で使い放題。【5. ロッテルダムの交通事情】で詳しく解説。



カードの種類


OV-chipkaartには3つの種類があります。


◾️個人用カード(在住者向け)
◾️無記名カード(旅行者向け)
◾️ビジネスカード(在住者/個人事業主向け)




◾️個人用カード (personal OV-chipkaart)


















オランダ在住者用のカードです。以下のサイトから申請できます。




⚪︎オランダ国内の住所
⚪︎銀行口座
⚪︎電話番号
⚪︎顔写真


申請には上記4つの情報と、カード発行費として7.5ユーロが必要。
決済方法はiDEAL、iDEALでの支払いができない場合はPayPalも利用可能です。

※iDEAL:オランダで主流の決済システム


有効期間は5年で、申請してから6営業日以内にはカードが郵送されてきます。


公式サイト内でアカウントを作り【カード番号】を連携することで、過去の利用履歴のチェックや、カード残高が一定額を下回った際のオートチャージ設定ができます。


交通費に関わる税制は複雑なので、会計士を雇っている場合はよくよく質問することをおすすめしますが、交通費を経費として計上・申請する際にはこの「利用履歴」が役立ちます。


公式サイトOV-chipkaart HP


◾️無記名カード(Anonymous OV-chipkaart)


















個人情報の登録を必要としない旅行者向けのカードです。


主要駅の窓口や券売機、ツーリスト・インフォメーションセンターなどで購入でき、以下のリンクから無記名式カードを購入できる場所を調べることが可能です。




個人用と同じくカード発行費には7.5ユーロかかります。駅の券売機で買う際、カードへのチャージも同時に行えます。


有効期間は5年です。



◾️NSビジネスカード(NS Business OV-chipkaart)



個人事業主や企業向けのカードです。申し込みには個人と企業両方の情報が必要です。


個人用カード・無記名カードとの違いは、発行費がかからないこと自分でお金をチャージする必要がないことです。


使った分の費用を翌月に支払うシステムで、受け取る請求書が1ヶ月分になるので経費の計算も簡単です。


カードの申請は以下のNS公式サイトのリンクから行えます。

※NSについては次の【2. 鉄道】で解説





参考までに、我が家(妻とボク)ではビジネスカードは注文せず、個人用カードのみを持っています。(今のところ、交通費の経費を計算するときは個人カード用のアカウント内で利用履歴をチェックすれば充分です)



2. 鉄道



オランダ国内で(主要)大都市間を移動するときに利用します。
NS = Nederlandse Spoorwegen(オランダ鉄道)と呼ばれています。


「鉄道」と「メトロ」の違いについては、ヨーロッパ旅行はFLIX BUS(フリックスバス)におまかせあれ-予約方法・乗り方を解説-でも書いたように、日本に置きかえて考えるとこんな感じ。



鉄道=新幹線
メトロ=電車



東京から愛知まで行くときのような県をまたぐ長距離移動には新幹線、愛知についてから目的地まではローカル線を利用する


みたいな感覚で「鉄道」と「メトロ」を使い分けます。


「県をまたぐ」と言うと大袈裟に聞こえますが、オランダは九州ほどの大きさしかないため、実際には移動にかかる時間は日本より短くて済みます。



NSの特徴

◾️ピークアワー/オフ・ピークアワー
◾️急行と各駅停車
◾️課金車両と一般車両
◾️利用時の注意点


◾️ピークアワー/オフ・ピークアワー



オランダにも日本で言うところのラッシュアワーであるピークアワー(混雑時間)が存在します。


NSではその時間帯をきっちり示していて、ピークアワー以外の時間帯はオフ・ピークアワーと呼ばれます。



⚪︎ピークアワー

・平日 6:30〜9:00/16:00〜18:30

⚪︎オフ・ピークアワー

・平日 0:00〜6:30/09:00〜16:00/18:30〜24:00
・土日 全時間帯
・祝日



◾️急行と各駅停車



NSの電車の種類は以下の2つです。


NS Sprinter(各駅停車)













青と白の車体が目印のNS Sprinterは路線上の各駅に停まります。短距離の移動や、目的地が主要都市ではない場合などに利用します。


NS Intercity(急行)













青と黄色の車体が目印です。主要都市やある程度大きな都市にしか止まらないので、中・長距離の移動に適しています


利用する際は乗車券とは別に【NS Intercity 利用チケット】を購入する必要があります。チケットは駅のホームや券売機、オンライン上で購入できます。


チケットの種類は以下の3つで、自分の都合や状況に合ったチケットを選べます。


① 1回チケット
② NS Flex season ticketとの組み合わせ
③ 1ヶ月チケット


① 1回チケット



NS Intercityを不定期で利用する人には1回チケット(片道用・往復用あり)がおすすめ。


ホームにあるチケットポータルにOV-chipkaartをタッチして購入することができます。



チケットポータル














片道分の料金は€2.9*で、オフピークアワー(混雑していない時間帯)に利用する際の料金は€1.74*(40%オフ)です。

*執筆時(2024年3月時点)の料金は上の画像撮影時より値上がりしています



② NS Flex season ticketとの組み合わせ



ピークアワーに週3回以上の往復利用をする場合におすすめです。


NSには、利用者に合わせてフレキシブルなサブスク商品(=season ticket)を販売する【NS Flex】というサービスがあります。


例えば、NS Intercityの利用が「オフピーク中心の人向け」、「週末中心の人向け」に「割引価格で利用できるサブスク商品(=season ticket)」などがあります。割引率やサービス適用期間についても、利用者の状況に合わせて種類はさまざまです。


NSのWebサイトでアカウント登録後、【Mijn NS(マイページ)】内でAltijd Toeslagvrijという商品を買うことで、以下にある特定のseason ticketと組み合わせてお得に利用できます。


Altijd Toeslagvrij】と組み合わせ可能なseason ticket



・Altijd Vrij (Always Free)
・Traject Vrij (Traject Free)
・Dal Vrij (Day Free)
・Weekend Vrij (Weekend Free)



ただ、フレキシブルなのは良いことですが、少し度が過ぎていて若干頭を悩ませてしまうほどサービスが細分化されています。すべてを書き出すとそれだけでかなりの量になってしまうので、今回の記事では割愛します。


詳しく知りたい方は、以下のNS Flexのサービス内容説明ページをチェックしてみてください。併せて、オフ・ピークアワーに焦点を当てた割引適用の詳細がまとめられた記事も載せておきます。






③ 1ヶ月チケット



ピークアワーに週4回以上の往復利用をする場合におすすめです。


料金は€84.2で、購入してから1ヶ月後に自動でチケットの効力が切れます。


NS用券売機もしくはOV-chipkaartWebサイトで購入できます。


⚠️NS Business Card、NS Flex season ticketとの併用不可



◾️高級車両と一般車両



NSの車両は1st Classと2nd Classにクラス分けされていて、高級車両である1st Classに乗る場合は追加金が必要です。


1st Classへのアップグレード方法と料金は、season ticketの有無や持っているOV-Chipkaartの種類によって異なります。以下の記事でそれぞれの詳細がチェックできます。





◾️利用時の注意点



NSを利用する際、ほとんどの場合日本にあるような改札を通らなくてもホームまで行けてしまいます。


改札の代わりとなるのはホーム入り口付近やホーム上にあるカードリーダーで、ここでチェックインとチェックアウトを行います。


チェックイン/アウト用のカードリーダー














チェックイン忘れに気づいた場合、できるだけすぐに他の駅でチェックインしましょう。チェックインをせずに乗車し、車内やホームで時たま行われる抜き打ちチェックに引っかかると罰金を支払わなければなりません。


チェックアウトを忘れてしまった場合、チェックインしてから6時間は猶予があります。それまでにチェックアウトすれば問題ありませんが、6時間を越えてしまうと罰金になります。


ちなみに、本来の乗車代金に対して罰金を払いすぎていた場合、24時間以内に払い戻しを依頼することで差額を返してもらうことができます





3. メトロ(地下鉄)



都市内の移動や、都市から少し郊外へ移動するときに利用します。
地域によってメトロの運営会社が変わります。


NSとは違って改札がある駅が多い印象です。郊外に行くと改札がない駅もありますが、その場合はNS同様ホームなどにカードリーダーが設置されています。


ドアの開閉は自動ではなく、ドアについているボタンを押さないと開かないので、乗り降りの際は注意が必要です。


4. バス・トラム(路面電車)



◾️トラム(路面電車)


都市内や、都市中心部から少し離れた場所へと移動するときに便利です。
運賃はメトロ(地下鉄)よりは若干割安です。


◾️バス


基本的に、前から乗って後ろから降りるスタイル。


トラム・バス共に、乗り降りの際に車内にあるカードリーダーでチェックイン・アウトをする必要があります。日本と違い、降りるときにチェックアウトしなければならない点に注意です。


NSの場合と同じく、こちらも忘れてしまうと罰金になります。



5. ロッテルダムの交通事情



RET


ロッテルダム市内でメトロ・トラム・バスを運営しているのはRETという鉄道会社です。
メトロ・トラム・バス、どれもグレーと赤の車体が特徴的。

※アムステルダム市内ではGVB(アムステルダム市営交通会社)が運営


RET メトロ















RETはロッテルダム周辺地域もカバーしていて、厳密に言えば「ロッテルダム郊外」にあたるボクが住む地域にもメトロが通っています。移住手続きでお世話になる大使館や移民局などがあるデン・ハーグという町へも、RETが運営しているメトロで行くことができます。



メトロ路線図

カラー:RET 路線図 / モノクロ:NS 路線図



7:00前後、18:00前後は通勤/退勤する人が多いため車内が混み合います。オランダでは自転車で移動する人が多く、さらに車社会でもあるため、週末は比較的空いている印象です。


RETについてはメトロを中心にまとめる予定ですが、参考までにトラムの路線図も載せておきます。



トラム 路線図



RETをより快適に利用するためには、アプリの利用もおすすめです。


目的地までのルート検索や、駅名を入力することで各駅の時刻表を確認することができます。アプリ内で乗車切符(※後に解説)の購入も可能です。


アプリのダウンロードはこちら▼





◾️サブスクサービス



RETには豊富な種類のサブスクサービスがあります。


移動頻度、サブスク期間、自分が住んでいる地域といった、様々な条件を加味して自分に適したサービスを選ぶことができます。


今回はシンプルで使い勝手の良い3つのサブスクサービスを紹介します。


⚠️サブスクの購入時にOV-chipkaartに記載のカード番号(1. OV-chipkaartのカード画像参照)の入力が求められます。



表1. RET サブスクサービス



◆ RET Monthly Discount 20%【運賃20%オフ

◆  RET Monthly Discount 40%運賃40%オフ



メトロ・トラム・バスすべての乗車料金が1ヶ月間20% or 40%オフになります。


どちらのサービスを使えばよりおトクかは、移動の距離と頻度によって変わります。
参考までに、町の中心地Beurs(ブルス)駅までメトロで20分弱かかるボクのケースを紹介します。



往復料金

最寄り駅〜Beurs駅:€6.6
20%オフ:€5.28
40%オフ:€3.96

〈サブスク価格

20%オフ:€7.6
40%オフ:€27.7




表2. 利用頻度ごとのメトロ乗車賃


*表中の「通常料金」「20%オフ」「40%オフ」の金額は往復料金
*総額は「20%オフ」/「40%オフ」のサブスク利用時の往復料金にサブスク価格を加えた額



ボクのケースでは、メトロの利用が週に2回未満であればサブスクを買う必要はなく(割高になるので)、週に2回以上からはサブスクを利用した方がおトクになります。


週4回=月の半分以上メトロを利用するか否かが【20%オフ】と【40%オフ】の切り替えのラインですね。




◆ RET Monthly Subscription【定額乗り放題】



基本的に週に5日以上メトロを利用し、さらに町中ではトラムやバスを利用する場合には【定額乗り放題】がおすすめです。



しかしこちらは「表1.RET サブスクサービス」にある通り、サブスクの適用範囲を自分で決め、その範囲に応じた料金を支払うため、少々複雑です。



下記の画像は、RETのWebサイトに載っているRET Monthly Subscriptionの価格表です。





*赤字部分:4〜18歳までの子ども・65歳以上の人向けの割引価格


表の左側にある【stars】に付く数字が大きくなるほどサブスク価格が高くなるのですが、この【stars】の仕組みが分かりづらく、調べるのにも考えるのにも時間がかかってかなり厄介でした。


このシステムを利用する上で必要になるのは出発地と目的地、そしてその2つの間に位置する地域を特定することです。


これだとちんぷんかんぷんだと思うので、以下の考え方に沿って解説していきます。



1. 出発駅のあるエリアを特定する
2. 到着駅のあるエリアを特定する
3. 1と2の間にある【中間エリア】を特定する
4. 1と2が【中間エリア】からどれだけ(何エリア分)離れているかを特定する
5. 4に応じた【stars】の数でサブスク購入





例えば

出発駅のあるエリア:〈5328〉
到着駅のあるエリア:〈5300〉

だとします。

このときの【中間エリア】は〈5314〉です。

この【中間エリア】に対して〈5328〉〈5300〉は直に接しています。

この場合【中間エリア】から「1エリア分」隣接していると考えることができます。






上のstarsの表と照らし合わせると、【中間エリア】+1エリア分隣接している場合は【2 stars】とみなされることが分かります。


ここまで来て2 starsのサブスクを買えばいいのだという判断ができます。


※中間エリアから全方向に隣接しているその他のエリア〈5316〉〈5318〉〈5324〉も自動的に2 starsのサブスク適用範囲に含まれます


starsの数が増えるごとに中間エリアを中心にサブスク適用範囲が広がっていきます。
(【中間エリア】から一回りずつ大きくなるイメージ)


エリアの詳細は、以下リンク内にある【Zone Map】からダウンロードできるPDFで確認できます。





◾️サブスク購入後の注意点



サブスクを利用するためには有効化が必要です。有効化はRETの券売機で行うことができます。


【有効化の方法】


1. 「collect order」を選択
2. OV-chipkaartをカード差し込み口に入れる


券売機以外でも、サービスポイントと呼ばれる場所でも有効化可能です。
サービスポイントの詳細は以下のリンクでチェックできます。




◾️その他(通常の乗車切符)



RETの利用が不定期の場合は、切符を買って利用することもできます。


駅にあるRETサービスカウンターなどで実物を購入する、もしくはRETのアプリやOV-chipkaartのWebサイトで電子チケットとしても購入可能です。

⚠️サービスカウンターで実物を買う場合は追加料金(€0.50)がかかります


アプリ上で購入した電子チケットは、購入してから24時間以内にアクティベーションが必要です。アプリ内の〈Ticket〉に表示されているチケットを選択し、必ずチェックイン前にアクティベーションを完了させましょう。


実物の切符にアクティベーションは必要ありません。最初のチェックインをする=改札・ホーム・乗り物内にあるカードリーダーにタッチするときに自動で行われます。



【切符の種類】


● 2時間券(€4)バス・トラム・メトロ2時間乗り放題
● 1日券(€10)  バストラム・メトロ1日乗り放題


1日券の場合、使用期限は購入日の各公共機関タイムテーブル最後の便まで。たとえ購入から24時間経っていなくても、購入日翌日の午前4時以降は使用不可。


例えば、2月14日の11時に券を買った場合、15日の11時まで使用可能かと言ったらそうではないということです。(15日の午前4時以降チケットは使用不可)






また、公共機関ではありませんが、【フリックスバス】という、オランダ国内の遠出や他国への長距離移動をするにはもってこいの移動方法が存在します。公共機関を使った場合と比較したオランダ国内の移動方法を下記の記事にまとめています。









記事執筆にあたり



ロッテルダムという、アムステルダムから少し南に下った地域に住みはじめてから約1年。


移住当時を思い出すと、ネット内で見つけた交通機関の情報のほとんどがアムステルダムを中心に書かれているものばかりで、困り果てた記憶がよみがえります。


ムステルダムと比べてロッテルダムに住む日本人の数は少ないので情報量に差があるのは致し方ないとして、でも、あまりにも少ないというか、日本語で詳しく書かれた情報は存在していませんでした。


そしてボクはと言うと、今ではローカルならではの諸々にも慣れたもんですが、移住初期はただのオランダ新参外国人です。


当時は円をユーロに替える生活、しかもお金の出どころはすべてこれまでの貯金からで、とはいえ勤続年数10年にも満たない20代の夫婦の貯金額なんてたかが知れていました。


どうにかして移動費を抑える方法はないかとネット上を徘徊してはみたものの、ローカルな知識の多くはたいてい現地で生活するうちに身についていくもの。


新参者にはちときつい。


外国からの観光客が、日本に着いて早々自分の行動範囲と路線を把握し、Suicaをスマートに使いこなし、さらに一番コストを抑えれるタイプの定期を購入するようなもんです。


まぁ、だからと言って諦めるのも癪だったので、オランダ語で書かれた、しかも異常に操作しにくいサイトと睨めっこしつつ徹底的に調べてやりました。


そのおかげでローカルなサービスやそのルールなどを把握でき、一件落着となったわけなんですが、なぜでしょう、「この頭に来るほど複雑で分かりにくいシステムをまとめてみよう、見知らぬ誰かが救われるかも」なんてことを、愚かにも思ってしまいました。


そういうわけで今回は、ただ公共交通機関をまとめる
だけでなく、ロッテルダム在住民としてロッテルダムについてさらに掘り下げた、よりローカルな記事を書こうと思った次第です。



p.s. 

今回の記事で触れているサービス以外に、オランダの鉄道会社はまだまだたくさんのサービスを提供しています。

もう少し踏み込もうかな、やめとこうかな、どうしようと悩むたび、「コレ以上スルトトチ狂ウノデ止メマショウ」と脳みそが危険信号を発してきたため、それらについてはやむなく断念しました。ご承知おきくださいませ。



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