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【最新版】海外送金Wiseを徹底解説〜登録方法・メリットとデメリット・送金方法【図解付き】〜

【最新版】海外送金Wiseを 徹底解説〜登録・海外送金の方法【図解付き】〜 ※ この記事は 2024 年 1 月 6 日に加筆修正しました。 2023 年内の wise の変更点を追記しています。 海外移住を考えるならぜひ使いこなせるようにしたいWise。 Wiseは他の海外送金方法に比べて手数料が安く、お得に海外送金ができるサービス です。 ・海外移住を考えている ・中・長期の留学を予定 ・パートナーが駐在員として海外で働く ・海外赴任が決まった こんな方におすすめです。はた また、 ・数ヶ月〜1年未満の滞在 ・バックパックで世界一周の旅に出る こんなことを考えている方にもおすすめです。 今回はWiseの登録方法から海外送金の方法までを図解つきでまとめています。 現在も実際に使っている身として ・手数料が安い ・操作が簡単でスムーズ ・ATMから現金の引き落としが可能 ・デビットカード発行可能 などなど、手数料が安いだけでなく、便利でとても使いやすいサービスだと感じています。正直、Wiseなしではこれまでやってこれなかったなと思っています。それくらい重宝してます。 日本在住の方はマイナンバーカードで簡単に登録できます。 海外渡航や移住の予定がある方は日本にいる間に登録しておくことをおすすめ します。 下記はWiseのキャンペーンリンクです。 下記のリンクから アカウント登録をすることで、今なら送金の手数料が最大¥75000まで無料になるキャンペーンが適用されます。今後Wiseの利用を考えている方は、もしよければキャンペーンを活用してみてください。...

GEZELLIG【文化を知る・オランダでインタビュー】Vol.1 可能性で物事を心配すれば、きりがない


GEZELLIG【文化を知る・オランダでインタビュー】Vol.1 可能性で物事を心配すれば、きりがない


オランダで人種、国籍、年齢、性別そのほか諸々問わずとにかくいろんな人にインタビューする企画




オランダに来てはや2ヶ月。少しずつ-本当に少しずつ-新しい付き合いが生まれてきたこの頃。ゆるりと思いついた企画がこれです。



この企画を勝手ながらGEZELLIG(へゼリヒ)と名付けました。



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GEZELLIG(へゼリヒ)の意味が気になる方はこちらの記事を読んでみてください。
とても尊い言葉です。お釈迦様を目指すキッカケにもなりかねないほどに。





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前置きはそこそこにしておいて、それでは早速記念すべきGEZELLIG第一弾。







仲睦まじいトルコ人カップル、アイセナーとエムレ


アイセナー(写真右)グラフィックアーティストでエムレ(写真左)ミュージシャン。カルチャー感溢れる肩書きどおりどことなく独特な雰囲気をまとった2人。


クラシックギターが得意なエムレは最近フルートを練習中。アイセナーはトルコでカフェの内装デザインをした経験を持つ。日本語に興味があるアイセナー、スペイン語に興味があるエムレ、それぞれの言語を互いに教え合うこともあると言う仲の良い2人。



インタビュー内容



Q1. 二人の出会いは?

Q2. トルコってどんなところ?

Q.3 日本文化のはなし

Q.4 日本食のはなし

Q.5 これからどうするの?




Q1. 二人の出会いは?


Answer

4年前に大学で。エムレは出会ってすぐにアイセナーに好印象を持ったが、当時は他の町への引っ越しを考えていて、「付き合ってすぐに遠距離なんてイヤだ!」とかわいさ満載の理由で友達として付き合うことにしたんだとか。


その後は皆さんもご存じのとおり、全世界でコロナウイルス大流行時代の幕開け。


日本でも学校が一時休校になったり、リモート授業が増えて大学のキャンパスに行く回数が減ったりと変化を余儀なくされたけれど、トルコでも同じく、誰かと気軽に会えるような状況ではなくなってしまったらしい。


やっとのことでコロナウイルスが落ち着きはじめたころ、念願叶って再会を果たした2人。それが2022年、今から約1年前のこと。2年間会えなかったということもあって再会後すぐに交際を開始。


「2年も会えなくなるなんて普通思わなくない?様子見なんかするんじゃなかったよ」と笑いながら話すエムレ。オランダで毎日一緒に過ごせることが楽しくて仕方ないみたい。アツアツ!




Q2. トルコってどんなところ?


Answer

トルコは西側に行くほど都会感があり、東側はどちらかといえば田舎なんだそう。


トルコ人についてたずねると、「都会(西側)に住む人は観光客にも英語にも慣れているし、トルコでは都会に住む人のほうがフレンドリーかな」とエムレ。


日本人についての話になり、「都会にはそっけない人が多くて、地方のほうが人との距離が近いイメージかな」と説明したら、「知ってる。日本人はシャイだしちょっとかたいよね」とアイセナー。


アイセナーによるクールな一蹴。


「大阪のおばちゃんはフレンドリーの塊みたいなもんだしエネルギッシュだよ!街中歩いていると話しかけてくるよ!」と、褒めているんだかそうでないんだか分からない説明で少しでも日本人のフレンドリーさをアピールしてみた。2人そろって「トルコのおばちゃんと同じだわ」と、思いもよらないところに共通点を発見。


おばちゃんの特徴は世界共通の可能性が浮上。
ということで、これから世界中のおばちゃんについての知識も集めてみたい。




Q.3 日本文化のはなし


Answer

日本について知っていることをたずねると


対馬 寺 神社 布団 畳


渋い、なんだこの渋いラインナップ。


中学生当時、「いつもなんの音楽聞いてるの?」と聞かれて「中森明菜、ちあきなおみ、欧陽菲菲」と言って会話を沈黙の海に沈めたボクは同年代と比べると趣味趣向が渋めだと自覚しているが、まさかトルコ人からこのラインナップが出てくるとは思っていなかった。


特に対馬。思いもよらないワードについついWHYを連発。


実はこの2人ゲームが好きで、特にエムレは最近〈The Ghost of Tsushima〉にハマっているそう。直訳すると〈対馬の亡霊〉とかそんなところだろうか。対馬で大量発生した亡霊をとにかく倒しまくるゲームらしい。


内容はさておき、ボクとしては対馬が舞台のゲームが開発されていることに驚いた。しかもSONYから。しかも彼らは、いつか日本旅行をするときの候補地に当たり前のように対馬を入れている。


亡霊が大量発生しているにもかかわらず行ってみたいと思わせる対馬の魅力たるや。恐れ入ります。


そして今回改めて感じたのは、ゲームは今や世界の共通項ということ。


ネットを通して多くの情報を得ることができるなんてもう常識だけど、ゲームを通して世界を知る人の数も侮るなかれ。eスポーツというゲームの祭典には世界中の人が集まるし、日本でも職業としてゲーマーを名乗る人がいるし、ゲームは昔に比べて市民権を得つつある。「オンラインプレイを通して自然と英語を学ぶことができた」なんて言う人までいる。


ゲームがコミュニケーションや学習のツールとしての役割も持ち始めたことを知り、中学生以降ツムツムしかやっていないゲーム音痴のボクも何かしら始めてみようかなと思ってみたり。ゲーム好きのみなさんからのオススメゲームをお待ちしています。





Q.4 日本食のはなし


Answer

「抹茶NG!というわけではないけど、まあまあってところね」と苦笑いしながら語るアイセナー。オランダではオランダ人が経営するお茶専門店もあるくらいだし、抹茶の認知度は高い。しかし、「よく知られている=好き」なわけではないということに改めて気づかされた。ちなみに彼女は抹茶よりチーズケーキに夢中。自分で作ろうとしたこともあるらしい。


日本人がイメージするノンジャパニーズが好きな日本食彼らが本当に好きな日本食との間にはギャップもあるのかもしれない。気になるところなので今後調査してみます。


最終的には「臭くなければ何でもイケる!」と言いだしたアイセナーは生卵も生魚も好きなのに対し、「たまごはよく焼き派だ!魚も焼いたら尚よし!」とエムレ。少し前にたこ焼きを食べたところ2人とも同じレベルで気に入ったらしい。


カルチャーショックというのは少し大袈裟かもしれないが、彼らにそういう類の感情を抱かせたのは、ボクが親子丼の説明をしたときだった。


なぜ「親子丼」なのか。


読んで字の如く親(鳥)と子(たまご)を一緒に食べているからだと答えると、「イカれた名前だな!」と2人して大盛り上がり。大爆笑をかっさらうことができた。しばらくは初めて会うときのアイスブレイクを親子丼にしてみてもいいかもしれない。


余談だが、オランダにも変わった名前の商品がある。その名も巨大な骨髄
ボクの中の「食べていいのか?と思わせる名前ランキング」では暫定1位を獲得。


このランキングについてはまだまだ深掘りできそうなので改めて別のテーマとしてまとめてみようと思う。





Q.5 これからの予定は?


Answer

音楽機器の扱いにも長けているエムレは、音楽を通してゲームに関わる仕事に就くことを目指し、サウンドクリエイターとしての道を探っている。アイセナーはゲーム内のグラフィックデザインを作ることを夢見ている。「同じ会社で一緒に仕事できるかもね」と言ったところ、「そりゃ最高だね!」と答える2人。本当に仲睦まじい。


ちなみに、ビザの関係で彼らは期限付きでオランダに滞在しているのだが、延長するかどうかはまだ迷い中なんだとか。


より長い期間滞在できる方法についてたずねると、2つの方法を教えてくれた。



①大学院生として学位を取る目的で改めてオランダに入国

②オランダで会社を作って新しいビジネスを始める




①については、ハイレベルの授業や大量の課題を毎日こなすハードな生活が待っているだけでなく、莫大な学費も必要になる。その額なんと1年で約9000ユーロ(130万円)3年間の滞在許可を与えられ、そのうち2年間はみっちり学ぶ。卒業後の1年は就職活動に充てられるそう。ラスト1年で仕事を見つけられなければ、当然デッドエンド。


②については、言わずもがな、身ひとつで勝負をするということ。


トルコではビザ発行の条件が厳しく、国を出ていくトルコ人に対してそう簡単にはビザを発行してくれない。オランダに残る道を探るのか、トルコに戻るのか、それとも次は別の国に行ってみるのか、彼らはさまざまな選択肢の中で迷っていた。


いずれにせよ、生まれ育った国以外での生活というのはそう簡単なものではない。自由を感じる反面、新たなしがらみやルールに頭を悩ませることもある。


しかし、話をしているときの彼らの目は常に輝いていた。とてつもなく高い大学院の学費について話しているときでさえ楽しそう。「ケチだよな!」とトルコ政府のビザ発行条件にグチるときも楽しそう。



可能性で物事を心配すれば、きりがない



2人と話していて頭に浮かんできたのはこの言葉だった。


エムレとアイセナーと同じく、ボクも慣れ親しんだ場所から離れ、目の前の大量の可能性と向き合っている。突然にして、そして一度に。


この可能性たちとどう付き合っていくのか。考え方次第ですべてを楽しめそうな予感。
自称ネガティブ人間を謳ってきたこれまでの自分とはサヨウナラしようかなと、そう思わせてくれた2人だった。いややっぱまだ早いかな。どうだろ。まずはもう一度2人から正のエネルギーを拝借することにしよう。









以上、お後がよろしいようで。



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