GEZELLIG【文化を知る・オランダでインタビュー】Vol.0
オランダに来て約2ヶ月。
はじめは大家さんが唯一の知り合い&メル友だったのが、箱根を愛するポーランド人やお金大好き理系キューバ人など、少しずつ人との関わりが増えてきています。
彼らと話していると、日本という国は独特なんだなと気づいたりもします。
⚪︎人口に対して「日本人」が占める割合が圧倒的
⚪︎日本語という一種類の言語でほとんどの生活が成り立つような社会
(他の言語を覚えなくても困ることがほとんどない)
⚪︎取り入れた異文化はたいてい日本仕様になる
(バレンタインやクリスマス、ハロウィンなど)
などなど。
良いとか悪いとかではなく、他の国の事情を少し聞いてみると、日本ってけっこう独特だなと感じるということです。逆も然りですが。
ちなみに彼ら、とてもあけすけです。
「会ってから日が浅いしどこまで話していいんだろ…」
「どうやって距離を縮めていこうか…」
少なくとも今まで出会った人たちはこんなこと微塵も考えていなさそうです。
聞いてないことまでどんどん話してくるので、会ってから1時間とかで深くて重い話に突入していることなんかもあります。
常に前のめり。常にマシンガン。
それとメッセージの返信が鬼のように早い。タイピングの速さがみんなJK。
ちなみに、こういった諸々はボクにとって良い意味で刺激的で、もっともっと聞いてみたいと思い、あ、じゃあ自分から求めに行けばいいんだとなり、それならせっかくだしスナップ写真でも撮って雑誌内のページみたいなものも作ってみようかな、雑誌好きだし。友達も増えておもしろい話も聞けて記事のネタもできるし一石三鳥だな。
こんな具合にゆるりと思い立ったのが、人種、国籍、年齢、性別そのほか諸々問わずとにかくいろんな人にインタビューすることだったわけです。
ただ、あまりにもゆるいのもアレなので、一応自分のなかで条件を決めました。
条件はたったの2つ。
英語でコミュニケーションを取る
現在オランダにいる人
日本人へのインタビューは基本的にしないつもりです。
というのも、すでにその方面で頑張られている方を知っていますし、その方を応援したいからです。ありがたいことに、その方はこんなひねくれマイペース陰キャラの取材をしてくれました。
微力ながらその方の活動を応援できればと思い、以下にリンクを貼らせていただきます。
【ゆうくんの海外人生録チャンネル】
みうらじゅんさんのヤングバージョンみたいな人物がボクです。(ロン毛の若者です)
ちなみにみうらじゅんさんは一説によると「ブーム」という言葉を生み出した偉大なグラサンロン毛仏像マニアで、ボクは大好きです。気になる方はぜひ一度調べてみてください。
普段のボクの姿を知っている人たちはこれを見て一体何を思うのか。
ちょっとだけ気になりますね。
インタビューについては、当たり前のことですが写真NGの人もいますし、名前公開NGの人だっています。なので、写真については撮影・掲載許可がもらえれば載せますし、許可がもらえなければ撮りませんし載せません。名前についてもおなじです。
写真や名前あり、もしくはなし、どちらにしてもインタビューができれば記事は作ります。大切にしていることは「ゆるさ」です。
今後みなさんが写真も名前もない記事を読むことがあれば、容姿と名前については想像力をフル稼働させていただければと思います。
それか「ポーランド人 美人 タトゥー」などと画像検索してみるのも良いかと思います。
取材もとい友達との遊びの中でそのくらいの情報は得るつもりです。検索して出てきた画像は想像力の足しにしてみてください。
そして最後に、重要な説明を忘れていたことに気づきました。
GEZELLIG(へゼリヒ)ってなんだよ。と思った方、ほとんど全員だと思います
GEZELLIG(へゼリヒ)とは
単に居心地よいだけではなくて、ポジティブであたたかい感情。物理的に快いという以上の「心」が快い感覚。たとえば、愛する人と共に時を過ごすような。
引用元 『翻訳できない世界のことば』エラ・フランシス・サンダース著
物理的に快いという以上の「心」が快い感覚。
原文もさることながら翻訳をしている前田まゆみさんという方のワードセンスが卓越し過ぎています。
ちなみにボクは、本当の意味でGEZELLIGの感覚まで辿りついたらあとはもう何もいらないやって思っています。
そしてGEZELLIGを知ってから、これまでに考えたことのない分野というか状態について頭を働かせる機会が増えました。ただ、「よし、お釈迦様になろう」という極端かつ無謀な考えに至ることもしばしば。やはり何事においても「ゆるさ」は大切です。
と、例のごとく話が横道にそれてきているので、さらに横道にそれて「しゃっくりと咳が同じタイミングでやってきて喉がちぎれてしまった事件」について長々と書き出す前に、このあたりで終わらせていただきます。
※この事件は実話です
次回は早速インタビューについての記事になります。
インタビューしたのはトルコ人カップル(玉子よく焼き派の彼氏と半熟派の彼女)です。
それでは。
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