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あまりにも個人的な目線で選んだオランダの6つの魅力-第2部-
①個人事業主ビザ・永住権
②広告が少ない
③自然が多い
④娯楽・商業施設が少ない
⑤寒い
⑥ちゃんと眠る夜の街
④娯楽・商業施設が少ない
そもそも日本に娯楽・商業施設が多すぎます。
ボクは東京という人口密度も循環の速さも異常な街に住んでいるので、東京以外の場所に住んでいる人との間には「多い・少ない」の感覚にギャップがあるということは自覚しています。
が、それにしても多いなと。
「新しく○○に△△が建設されます!」なんて興奮気味に伝えられても、商業施設なんてどこも似たり寄ったりだし、そこに集結するだろう人の多さのことしか考えられず、そしてその場所が今まではあまり注目されていなかったために適度な人口密度で楽しめた場所だったりすると、ただただ落ち込むばかりです。
なるべく大都市に行かないようにするとか、あまり開発の進んでない地域を好きになるとか、そもそも家から出ないようにするとか、努力もしてみましたが焼け石に水でした。
一方オランダの特徴、美術館と脱出ゲームイベントが多いとのこと。平和です。
例えばこちらはアムステルダムにあるエスケープルームアムステルダムという脱出ゲームが体験できる場所です。
8年の歳月を経て新しい時代に突入し、大人の脱出ゲームに別れを告げているそうですが、キッズエスケープルームはまだ楽しめるらしいです。一つの部屋で違うチームと一緒に遊ぶ場合は大人も遊べるんだとか。
オランダ(特にアムステルダム)のその他の脱出ゲーム情報はこちらのサイトでまとめて見ることができます。
「謎解き アムステルダム」と検索してみてください。
ちなみに以前、フランスに住んでいた方が「フランスを含むその他のヨーロッパ諸国は全体的に娯楽・商業施設と呼べる場所が少ない」と言っていました。娯楽施設の少なさはオランダに限ったことではないのかもしれません。
確かに、「ヨーロッパの街並みをイメージしてください」と言われて、遊園地、水族館、商業ビル、テーマパークなんかを真っ先にイメージする人はあまりいないのではないでしょうか。
ここで気になるのが、じゃあ一体休日や祝日はみんな何をして楽しんでいるんだということ。
公園に行くそうです。大人も子どもも。
家で作ったランチセットも持って行き、運動後、もぐもぐして、仲良く帰宅。
最高ですね。
ただしこの状況を最高と思えるかどうかは、当然のこと価値観の問題です。
整備され用意された楽しみも好きではありますが、ボクにはこれが丁度いいんだと、そういうことです。
⑤寒い
年々湿度が増し、ゲリラ豪雨という言葉は今や当たり前に使われ、まるで日本は熱帯地域になってしまったかのようです。
少し前のことですが、衝撃的な情報を知ることとなりました。
ワクチン接種会場での出来事です。
ワクチン接種後には、副反応がすぐに出ないかどうか様子を見る時間帯が設けられています。指定された待機場所に入ると、学校の教室よりちょっと広いくらいの部屋の前側正面、教室では教卓がある辺りにテレビが置いてありました。
そこで、「今から流れるのは2035年の日本を想定したニュースです」という声とともに始まる奇妙な映像に出会いました。ぼーっと眺めていると、なるほどリアルなニュース番組らしく、今日のお天気コーナーがあります。そこでお天気おねえさんに模した女性が東京の天気を説明します。
「東京は昨日より2℃ほど気温が上がり、日中の最高気温は52℃です」
ここは東京砂漠。もう終わりです。
ボクは圧倒的な汗っかきなので、今ですら夏になると日々脱水症状気味です。できる限りの軽装をするという対策もできますが、服を脱ぐことで暑さから逃れるのには限界があります。特にボクの場合、半袖を着ればいいとか、半裸で過ごせばいいとか、そんなことくらいではどうにもならないくらい大量の汗が出ます。
そもそも、半裸だろうが全裸だろうが汗は出ます。
その反面、寒さはたくさん着ることで緩和できます。
以前カナダに留学していたとき、靴が壊れてしまい雪解け水が靴の中に流れ込んできて止まらないことがありました。冷たいや寒いを超えた、凍結を感じた瞬間です。
そこで、壊れた部分から入ってくる土、雪、水などの諸々を防ぐためにビニール袋を靴の中に敷き詰め、さらに靴下を2枚履いたその足をビニール袋で覆いました。すると、大量のビニール袋が保温効果も発揮したのか、驚くことに一切の冷たさを感じなかったのです。このビニール作戦は、靴が真っ二つに裂け、同情したクラスメイトから靴をもらうまで約2週間ほど続きました。
このように寒さに対しては馬鹿げた知恵が多少は役立ちます。
それに、暑いと人と距離を取りたくなりませんか。
たとえどんなに好きな人でも、真夏に汗だくでヌルヌルとくっついてきたら、0.2秒くらいは嫌いになっちゃいます。
その一方、寒いと人とくっつきたくなります。人のぬくもりに感動できるのは、寒いときだけなのです。満員電車にほんの少しだけありがたみを感じる時があるとすれば、それは冬の寒い日に違いないのです。
⑥ちゃんと眠る夜の街
眠らない街○○
眠りなよ
オランダ国内には移民が経営しているお店もあり、もちろん全部が全部おなじというわけではありません。また地域差という要素も街が眠るかどうかに関係してくるはずです。例えば日本でも、同じチェーンのお店で都内と地方の開店・閉店時間が違ったりします。
ただ実際にオランダに住まれている方の話によれば、感覚としては日本に比べてお店の閉まる時間が早く、5時に閉まるはずの薬局で4時半に突き返されたこともあるとのことでした。
ですが、お店が早く閉まるなら早く行けばいいのだし、イレギュラーが発生するのであれば気をつければいいだけの話。それでも予想だにしない出来事に直面するのであれば、諦めちゃえばいいのです。明日はすぐに来ます。
また、日本と海外との違い、特にお店の話になるとほとんど必ずと言っていいほど話題にあがるお店があります。
それはコンビニ。これまで何度もコンビニの魅力について説かれました。特に「24時間営業」の部分は力説されます。しかしこれに関しては、魅力的か否かとか、賛成か反対かとか以前に、正直言ってあまりピンときていません。
過去を思い返してみて、深夜にコンビニ行く必要性を感じた記憶など全くありません。深夜に突然必要なものってなんなのでしょうか。
これに関しては、自分ひとりでは思いつきようもない新たな発見があるような気がしています。「深夜のコンビニで買うならこれだ!」みたいなおすすめを教えて欲しいという気持ちでもあります。
結構な数の人にコンビニの魅力を説かれ、そのほとんどすべての人に「なんか、この人全然分かってないな、(頭)大丈夫か」みたいな顔をされてしまったので、どうか見捨てず、手を差し伸べてくれたら嬉しいです。
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